不妊治療ってどんな病院を選べばいいのか、すごく迷いませんか?病院の口コミってローカルな内容すぎてしまってなかなか見つからないんですよね。 自分でいくつもの病院に通えるわけではないので病院選びにすごく苦労しました。
私はロイヤルベルクリニックで不妊治療を行って無事に妊娠することができました。この記事では私がロイヤルベルクリニックで不妊治療をすることを決めた理由と考慮した内容について紹介します。少しでもみなさんの病院選びの参考になると嬉しいです。
私が不妊治療を始めたきっかけ
私は30歳で結婚し、31歳の頃から子供が欲しいと思うようになりました。
もともと生理が不安定だったこともあり、妊娠しにくいかなとは思っていました。
その後、1年半かけて旦那と妊活をしましたが、思うような結果が得られませんでした。
少なくとも高齢出産と言われる35歳前には第一子を授かりたいと思っていました。
35歳に出産するとしたら34歳までに妊娠してないといけません。
妊活自体が人によってはステップアップもあるので、1年は見た方がいいと思います。
1年かけても妊娠のチャンスは12回しかないので、3段階だとしても各ステップ4回のチャンスしかありません。
不妊治療を始めるなら32,33歳辺りがいいと思います。
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ロイヤルベルクリニックを選ぶまでは普通の産婦人科
31歳で子供がほしいと思って通ったのは近所の産婦人科でした。
この産婦人科を選んだ理由はなによりも近いから。
この産婦人科で行った不妊治療はタイミング法です。
この産婦人科で見てもらって初めて分かったのは、自分が多嚢胞性卵巣だったこと。
これは若い女性の20人に一人がかかるといわれており、排卵しにくくなってしまう症状だそうです。
そのため私が行ったタイミング法は下記のような方法です。
①排卵誘発剤を使って卵子を育てる
②卵子の育ち具合を産婦人科で観察してもらう
③排卵日を見極めて、タイミングをとる
そして、実際に一度はこの産婦人科で妊娠することが出来ました!
私が近所の産婦人科を見限った理由
一度は妊娠できたものの、悲しいことに稽留流産(けいりゅうりゅうざん)という初期の流産となってしまいました。
せっかく授かったのに赤ちゃんの心音が確認できずとても悲しかったです。
稽留流産については思い出すといろいろと悲しいので、また別の記事でお話しします。
この稽留流産の子宮内容掻爬手術(しきゅうないようそうはしゅじゅつ)をその産婦人科で受けましたがこの産婦人科でひどい目に遭いました。
もうこの病院は嫌だと思って見つけたのがロイヤルベルクリニックでした。
私がロイヤルベルクリニックで不妊治療することを決めた理由
私も当初、ロイヤルベルクリニックでよいのか非常に悩みました。
ただ近所の産婦人科で限界を感じたことは、不妊治療をしたいなら不妊治療の病院に通う必要がある、ということです。
真剣に妊活をするにあたって、次の7つの理由でロイヤルベルクリニックで不妊治療をすることを決めました。
決めた理由その1.高度な治療ができる!
不妊治療のステップとして下記の4段階があります。
①タイミング法
②人工授精
③体外受精
④顕微授精
ステップが上がるほど、高度な設備が必要になり、身体的負担も金銭的負担も跳ね上がっていきます。
近所の産婦人科ではタイミング法までしかできません。
ロイヤルベルクリニックではステップ4の顕微授精まで対応しています。顕微授精ってものすごく高価で特殊な設備が必要だし、その設備を使いこなすだけのお医者さんの腕も必要です。
そんな高度な設備を使いこなすには、知識もいるし、コツや経験だって必要らしいです。だから、それ専門のお医者さんじゃないと出来ないですよね。
それ専門のお医者さんがいるところとなると、やはりかなり規模の大きなクリニックじゃないと設備とお医者さんを維持できないようです。
決めた理由その2.転院の不安がない
転院するとものすごく時間のロスになるんです。
それまでの経験が役に立たなくなってしまいます。
例えばステップ2の人工授精までしか病院に通いながら、ステップ3以上の治療が必要と分かったら、転院が必要になりますよね。
転院した先にはそれまでの自分の妊活記録や十分な情報がないので、どうしてもスピードが遅くなってしまいます。
どうしてスピードが遅くなってしまうかというと、やはり不妊治療って人によって一番いい治療法って異なるので、医者と患者が相談しながら進めていくんですよね。今までお互いにどんなふうに治療を進めてきたのか、全て白紙の状態からやり直しになってしまいます。
また、同じ症状でも、人によって薬の反応が違うんです。この人には効果があった薬でも、違う人に同じ薬が利くとは限らないんです。だからその人に合った薬を、その人に合った量だけ処方しなくてはいけません。いきなり薬を出し過ぎて薬が効きすぎるとよくないので、少しずつ様子を見ていきます。
ロイヤルベルクリニックなら今後高度な治療が必要になっても転院の不安がありません。 そういう意味で信頼してもいいかなと思いました。
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決めた理由その3.通いやすい
実は不妊治療の有名な病院って名古屋駅や栄周辺に集中しているんです。
でも当然と言えば当然ですよね。
理由1で書いたように、不妊治療って非常に高度な技術が必要なので、高度な治療を必要とする患者さんがたくさん来てくれないと設備やお医者さんの稼働率が下がってしまいます。
そうなると病院は赤字となってしまい、経営が立ちいかなくなってしまいます。
そのため、不妊治療の病院って原則的に患者さんが多く集まるところに建てざるを得ないんでよね。
つまり、名駅や栄など人の集まるところになってしまうんだと思います。
名駅や栄って利用できる路線も多いのでなんとなく便利そうですが、実際に不妊治療のために通院するとなると全然違います。
多い時だと週に二回通わなくてはいけないときもあります。
通勤しながら、不妊治療にも通うことを思うと名駅や栄だと距離の関係上、緑区に住む私にはほぼ不可能に近いです。
半日休暇を申請して通うにしても、頻度が高すぎてすぐに休暇が足りなくなってしまいます。
また、職場の人にもあまり知られたくなかったので、地理上の問題からも名駅や栄の病院は不可能でした。
ロイヤルベルクリニックは最終受付が19:30までだったので、仕事をしながら不妊治療をすることができたのは大きなメリットでした。
ただし、下記のような点は注意が必要です。
・18時以降は深夜診療加算として1,000円余分にかかっていたこと
・月水金しか午後の診療がないこと
決めた理由その4.グループ病院が多い
ロイヤルベルクリニックはグループ病院がたくさんあることも印象が良かったです。
色んな症例、知識などを共有できるし病院同士が相互に連携していて、産科医も常時2名体制で管理しているとのことです。
漫画のコウノトリを見ていて思ったのが、やはり産科医って大変な仕事なんですよね。
そういう意味で行くとグループ間の連携っていうのは大きいのではないかなと思いました。
不妊治療の病院で行くと、下記の三か所があります。
・緑区のロイヤルベルクリニック
・豊田市のグリーンベルクリニック
・千種区のフラワーベルクリニック
また、これは結果論になってしまいますが、実際に私が不妊治療で通っているときに、グリーンベルクリニックから転院してきて、説明を受けている患者さんがいました。
旦那さんの転勤なのか、引越しなのかわかりませんが「同じ系列だからデータなども共有できるので大丈夫ですよ」と看護婦さんが話していたのが印象に残っています。
決めた理由その5.産婦人科と不妊センターが病院内で別れている
ロイヤルベルクリニックは実際に赤ちゃんを産む産婦人科と、不妊治療をする不妊センターが分かれています。
入口は同じなんですが、入ってすぐのところで二手に分かれており、妊婦と不妊治療が同じ待合室にならないように配慮してあります。
逆に駐車場や建物は産婦人科も不妊センターも同じなので、外から見ても不妊治療に来ているのか、産婦人科に来ているのかが分からないようになっています。
結構これってありがたいですよね。
私もそうでしたが、不妊治療に来ていることはあまり周りに知られたくありませんでした。
名古屋や栄の有名な不妊センターだと、有名すぎて近くで目撃されるだけで不妊治療に来ているとばれてしまいます。
決めた理由その6.不妊センターと産婦人科が連携している
理由その5とは逆に、ロイヤルベルクリニックは不妊センターと産婦人科が連携していることもいいなと思いました。
無事妊娠で来て不妊センターを卒業する際に、ロイヤルベルクリニックをそのまま選ぶことが出来ます。不妊治療の時の情報がそのまま産婦人科に伝わるので、こちらが詳しく説明しなくてもよかったりします。
もちろん不妊センター卒業後に好きな産婦人科を選ぶこともできます。
ただ、通っていた安心感からそのままロイヤルベルクリニックを選ぶ人は多いようです。
また、不妊治療はロイヤルベルクリニックだったけど、自分の近くの病院のグループ病院がいい、という場合にも対応してもらえるようです。
例えば愛知県の産婦人科で言うと下記の9つがあります。
・豊田市のグリーンベルクリニック
・岡崎市のエンジェルベルホスピタル
・南岡崎のフェアリーベルクリニック
・緑区のロイヤルベルクリニック
・守山区のフォレストベルクリニック
・豊橋市のパークベルクリニック
・豊川市のリバーベルクリニック
・日進市のブライトベルクリニック
・蒲郡市のオレンジベルクリニック
その他に岐阜、三重にもグループ病院があるという点でも、広い地域をカバーしており、不妊治療後には最寄りの産婦人科を選べる点でも安心できます。
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決めた理由その7.不妊センター長が浅田レディースクリニックの副院長出身
当初は不妊治療で有名な名古屋浅田レディースクリニックなども考えていましたが、通院の難しさから諦めてしまいました。
そんな中、ロイヤルベルクリニックの不妊センター長が浅田レディースクリニックの副院長からスカウトしてきた、ということを知りました。
もちろん病院が違うので治療内容は違うでしょうが、やはり信頼できるかなと思いました。
もう結構なおじいちゃんなんですけどね(←失礼!)
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ロイヤルベルクリニックを迷った理由
結局はロイヤルベルクリニックに決めたのですが、いいとこばかりで全く迷わなかったというわけではありません。
色々とデメリットを感じてはいました。
迷った点1.費用が高い
これは色んな人に言われていることだし、実際に自分が不妊治療をしても感じたのですが不妊治療の費用は高かったと思います。
多分同じ薬を出してもらっても、他の病院よりも高かったと思います。
ただもちろん、病院が設けるためではなく、高度な設備を維持していくためには仕方ないことなんだなとは思います。
通常の病院よりもスタッフの数も多いので、どうしても値段を上げざるを得ないのだと思います。
迷った点2.クレジットカードが使えない
全体的に治療費が高いのですがクレジットカードを使うことが出来ません。
一回の治療費が30,000円を超えればカードが使えるようですが、毎回20,000円くらいです。
週に2回通院するとものすごい勢いでお金が減っていきます(涙)
カードで払えないので十分な現金をいつも持ち歩く必要があります。
クレジットカードが使えないのは非常に不便ですが、不妊センターに一番求めることは不妊治療であって、クレジットカードでの支払いではないため、この点は我慢するしかありませんでした。
迷った点3.周辺道路がいつも大渋滞する
ロイヤルベルクリニックの周辺はいつも大渋滞しています。
ラジオでもよく言われているのですが、平手の交差点を中心に大渋滞です。
もちろん、行くのが大変だからという理由で通院を止めるわけにはいきません。
この点については抜け道を探すことで解決しました。
まとめ
私がロイヤルベルクリニックで不妊治療することを決めた理由と、迷ったポイントについて紹介しました。
私はロイヤルベルクリニックがお勧めだというわけではありません。
病院を選ぶ理由は人それぞれだと思うし、全ての人にとっていい、というわけでもないと思います。
この記事がロイヤルベルクリニックを判断する材料になるといいなと思っています。
不妊治療については下記の記事も参考にしてください!
happy-mama-nagoya.hatenablog.com
長文になってしまいましたが読んで頂きありがとうございました。