子供にハムやソーセージを食べさせている人は要注意!それ、ほんとに大丈夫?

ハムやベーコン、ソーセージと言えば子供も大人も大好きですよね!

我が家でも旦那も子供も、もちろん私も大好きです!

でも実はハムもソーセージもかなり危険な食べ物だって知っていますか?

 

 

ほぼ全てのソーセージに入っている発色剤

ソーセージって美味しいですよね!

ホテルの朝食バイキングで置いてあると絶対取ってしまいます。

 

ところでみなさんが思い浮かべるソーセージってどんな色をしていますか?

お弁当に定番のたこさんウインナーとかだと結構赤っぽい色をしていませんか?

 

見るからに美味しそうなソーセージっていうと、さすがにそこまでどぎつい色をしていなくても、どちらかというと明るい色をしたソーセージが多いのではないでしょうか?

 

今度スーパーなどでソーセージを買うときに、成分表示を見てください。

 

表示の中に 発色剤(亜硝酸ナトリウム) と書かれていないでしょうか?

 

もし自宅の冷蔵庫にある(もしくはいつも買っている)ハムやソーセージに発色剤と書かれている場合はよく注意してください!

 

発色剤の正体

お店で売っているほとんどのハムやソーセージに入っている発色剤の正体は亜硝酸ナトリウムという食品添加物です。

 

亜硝酸ナトリウムはお肉の中に入っているヘモグロビン(赤血球の色素)と結びついて、ハムやソーセージなどの加工肉食品を明るい赤色に保つ働きをします。

 

発色剤を使っているハムやソーセージってめちゃくちゃ美味しそうに見えるんです。

 

だからスーパーで売っているハムやソーセージには必ずと言っていいほどほとんどの商品に発色剤が使われているんです。

 

亜硝酸ナトリウムのヤバさ

発がん性物質は世界的に危険と認められている

必ずというほどほとんどのハムやソーセージに使われる亜硝酸ナトリウムがどうしていけないのでしょうか。

 

WHOが発足させた機関で「国際がん研究機関」(略称IARC)という組織があります。

そのIARCがまとめた発がん性物質リストの上位に亜硝酸ナトリウムが表示されているのです。

 

つまり亜硝酸ナトリウムは世界的に危険な物質として認められているのです。

 

IARCの発がん性物質リスト

IARCは次のように発がん性物質リストをまとめています。

 

グループ 物質、環境の評価
グループ1

人に対する発がん性が

認められる

喫煙、無煙タバコ

ハム、ベーコン、ソーセージ

アルコール飲料

経口避妊薬の常用

グループ2A

人に対する発がん性が

あると考えられる

紫外線

ディーゼルの排気ガス

日焼けランプの照射

シフト勤務

グループ2B

人に対する発がん性が

疑われる物

鉛、コバルト

重油、ガソリン

漬物、クロロホルム

スチレン、ウレタン

グループ3

人に対する発がん性が

分類できない

コーヒー、お茶

原油、軽油、水銀

ポリエチレン

グループ4

人に対する発がん性が

恐らくない

カプロラクタム

 

もちろんこの分類表の読み方には注意が必要です。

 

あくまでも、発がん性に着目した分類です。

例えば人体に対して猛毒である水銀はグループ2Bに所属しています。

他に、コーヒーやお茶が所属しています。

これはグループ2Aに所属する紫外線よりもリスクが低いことになります。

 

物質の毒性ではなく、あくまでも発がん性があるかどうかで判断されていることにご注意ください。

 

発色剤の許容量はどれくらいなの?

発色剤(亜硝酸ナトリウム)には発がん性があるとして、実際にどれくらい食べてもよいのでしょうか。

 

「体に悪い食べ物論」の中には、通常では食べきれないような量を摂取すると毒性がでる、と論じているものもあります。

 

体にいいか悪いかは現実的に摂取する量からもよく考える必要があります

 

亜硝酸ナトリウムの一日許容摂取量(ADIと呼ばれています)は0.06mg/kgです。

 

これは何を意味しているかというと、亜硝酸ナトリウムの1日当たりの摂取量は体重1kgあたり、0.06mgまでとすること、となっています。

 

この値の意味するところは、毎日食べ続ける場合はこの値を超えてはいけませんよ、という意味です。

 

上記の値は内閣府発行の食品安全総合情報システムに書かれています。(2.~)

www.fsc.go.jp

 

子供が食べていい量はどのくらい?

0.06mg/kgと言われてもなかなかピンときませんよね。

 

もう少しわかりやすい例で解説します。

 

4歳の平均体重は約16kgです。

 

この時、摂取してよい亜硝酸ナトリウムの量は約1mgです。

 

亜硝酸ナトリウムの食品衛生法上の使用基準の上限値は0.070g/kgとなっています。

 

シャウエッセンは1本約20gであるため、上限まで発色剤が使用されていると仮定すると1本当たり1.4mg含まれています。

 

つまり4歳の子供がシャウエッセンを1本食べるだけで1日当たりの許容量を超えてしまうのです。

 

今までソーセージを食べてきた(子供に食べさせてきた)人にとっては結構衝撃的な結果ではないでしょうか。

 

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/140703.pdf

※0.070g/kgは福島県衛生研究所年報より

 

注意 ここでシャウエッセンを取り上げたのは私が大好きで、シャウエッセンを食べて育ってきたからです。私の中ではソーセージ=シャウエッセンだからです。当然のことながらアルトバイエルンでも同じ結果です。

 

 

ちなみに、体重50㎏の大人が食べたとして、許容量は3mg、シャウエッセン2本分です。

 

なぜ発色剤を入れるのか?

ソーセージにはなぜ発色剤を入れるのでしょうか。

 

主な理由としてはやっぱり「おいしそうに見えるから」です。

 

例えば私も子供のころから大好きなソーセージのシャウエッセンですが、大好きな人も多いのではないでしょうか。

 

食卓に出てくるとテンションがあがったのを覚えています。

 

 

でも実は、成分表示を見ると発色剤が入っているのがわかります。

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基本的にはハムやソーセージできれいな茶色やピンク色をしているものにはすべて発色剤が使われています

 

恐らくスーパーで売られているほぼすべてのソーセージで発色剤が使われているのではないでしょうか。

 

発色剤を使っていない、無塩せきのソーセージを見ると明らかに色が違うのがわかります。

 

発色剤を使用しているソーセージに比べて、無塩せきのソーセージは少しくすんだ色をしているのがわかるでしょうか。

 

見たときにおいしそうに見えるのはまず発色剤を使用していると思ったほうがいいです。

 

発色剤(亜硝酸ナトリウム)でボツリヌス菌を抑制

非常に危険な菌として有名なボツリヌス菌ですが、発色剤として使われている亜硝酸ナトリウムによって、菌の繁殖が抑制されます

 

そのため、製造工程で加熱されない生ソーセージなどは食品衛生法上、亜硝酸ナトリウムの使用が義務付けられています

 

菌を殺すほどの強い薬品なだけに人体に影響が出てしまうのは仕方ないのかもしれませんね。

 

ソーセージに発色剤を使用している会社は悪い会社なの?

体にいいものを、と無塩せきにこだわってソーセージを作り続けている会社もあります。

 

反面、大手メーカーなどは必ずと言っていいほど発色剤が入っています。

 

ソーセージに発色剤を入れている会社は「悪」なのでしょうか。

 

私は会社が悪いとは思いません。

 

発色剤をなくすことで色合いが悪くなり、日持ちもしなくなります。

賞味期限が短い分どうしても割高になるし、見た目で劣る分どうしても売れ行きは悪くなります。そうするとますます値上げしないと採算が合わなくなりますよね。

 

あなたが大手メーカーのソーセージ部門責任者だったとしたら、健康に良くても売れないソーセージを作るでしょうか。それとも健康に悪くてもたくさん売れて儲かるソーセージを作るでしょうか。

 

中には個人的な意見で、売れなくても健康にいいものを、と考える人もいるでしょう。

 

ただ、企業である以上、利益を上げないと畜産農家に対しても工場で働く人に対しても報酬を払うことができません。個人的にはそう思っても、会社としてはやはり適正な利益を上げる必要があります。

 

結局は私たち消費者が発色剤入りの商品を喜んで買う以上、多くの企業は発色剤を入れざるを得ないのです。

 

企業が悪いのではなく、私たち消費者の行動が企業に対して発色剤を使わせているのだと思います。

  

発色剤が入っていないソーセージはどこで売ってるの?

発色剤が入っていないソーセージはどこで買うことができるのでしょうか。

 

種類を多く見かけるのは八事や覚王山のフランテや旬楽膳などのスーパーです。

happy-mama-nagoya.hatenablog.com

 

恐らくアピタやユニーなどでは見かけることは少ないのではないでしょうか。

 

旬楽膳は健康志向へ全振りなだけあって、さすがです。

 

旬楽膳で見かけたソーセージ

私が旬楽膳で見かけたソーセージです

 

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冷蔵庫の光のせいで少し色が悪くなってしまいましたが、シャウエッセンやアルトバイエルンのように燻製液につけてない分色は悪いのですが、発色剤が入っていないソーセージとは思えないほどきれいに作っています。



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もちろん無塩せきですよ!

 

そしてそれだけじゃありません。

そのほかにも添加物などを使っていないことにお気付きでしょうか。

 

各ソーセージを比較してみると次の通りです。

 

品目 原材料
旬楽膳ソーセージ 豚肉(愛知県産)、豚脂肪(愛知県産)、食塩、玉ねぎ、糖類(黒糖)、香辛料
シャウエッセン 豚肉、豚脂肪、糖類(水あめ、ぶどう糖、砂糖)、食塩、香辛料/リン酸塩(Na)調味料(アミノ酸)酸化防止剤(ビタミンC)発色剤(亜硝酸Na)、(一部に豚肉を含む)
アルトバイエルン 豚肉、豚脂肪、糖類(水あめ、砂糖)、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸等)リン酸塩(Na)酸化防止剤(ビタミンC)pH調整剤発色剤(亜硝酸Na)、(一部に豚肉を含む)

 

旬楽膳のソーセージがいかに頑張っているかわかっていただけるでしょうか。

 

いいものを作る分、もちろん安くない 

旬楽膳のソーセージは高いです。

 

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多分普段スーパーで安く買うソーセージを思うと高いと感じる人が多いのではないでしょうか。

 

価格を比べてみると下記のとおりです。

品目 価格 g単価
旬楽膳ソーセージ 500g 999円 2.00 円/g
シャウエッセン 254g 358円 1.41 円/g
アルトバイエルン 1000g 1380円 1.38 円/g

アルトバイエルンはコストコの価格です。

 

確かに単純に値段だけで比べると安くはないですね。 

 

じゃああなたはどちらを買いますか?

どちらを子供に食べたせたいですか?

 

あなたが選ぶ方を、企業は頑張って作ります。

 

 

旬楽膳は無塩せきソーセージばかり!

旬楽膳で売っているソーセージは全て無塩せきです。

 

やはり健康に対するこだわりからでしょう。

 

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どれも安くはないですがこだわって作られたものばかりです。

 

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まだまだあります。

 

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なんとここに出てきたすべてが無塩せきのソーセージです!

 

ソーセージの専門店でもないのに、1つの店舗でここまで無塩せきソーセージをそろえているスーパーは見たことがありません。

 

安くはないですがどれも安心して買えるものばかりです。 


毒でも薬でも、子供は親が選ぶものを無理やり食べさせられています。

だからこそ子供にはいいものを選んであげたいと考えています。

 

他にもいいものがたくさん置いてあるので是非一度訪れてみてください!

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